天地七八×左右四三センチ。
弁才天は弁財天ともいわれ、インド最古の聖典『リグ・ヴェーダ』に登場する河川の神、水の女神、豊穣の女神などといわれます。後代には「弁才天」は言葉の女神となり、学問・芸術の守護神とされ、文芸人に尊崇されました。また「弁財天」とされる場合は、財福神の性格を示して、庶民の信仰をあつめています。
作品では琵琶を抱えた「弁才天」を描き、像の下に『般若心経』を書きました。