天地四六×左右三〇センチ。
句で区切って書きました。 もともとは『十句観音経』といいましたが、江戸時代の臨済宗中興の祖である白隠禅師が「延命」の二字を頭に付け加えたとされます。
延命十句観音経 観世音。南無仏。 与仏有因。与仏有縁。 仏法相縁。常楽我浄。 朝念観世音。暮念観世音。 念念従心起。念念不離心。
観世音菩薩に帰依します。 我々にも仏と同じ因果の法則があり、また縁でつながっています。 仏と法の縁によって、われわれは常に心を清らかにし、楽しく過ごせます。 朝にも夕にも観世音菩薩を念じます。 この念は仏心から起こり、また心を離れません